2011年 06月 06日
七夕 7月7日
相愛の2星が出会うという七夕の夜は、
星に願いをかける人の心を焦がします。
牽牛と織女の二星が年に一度だけ愛を語らうという
ロマンチックな七夕伝説は、遠い昔中国から伝わりました。
この物語のヒロイン織女は機織り上手で、恋にひたむきな女星。
七夕祭は、そんな織女にあやかり諸芸上達や恋の成就など、
それぞれの願いを五色の短冊にしたため笹に吊るして星に祈ります。
しかし この伝統が伝えられる以前から、
我が国には棚機とよばれる祖霊迎えの俗習がありました。
陰暦7月15日に川や海など水辺に棚を設えて、
そのそばで機織りの乙女、棚機つ女がが祖霊の衣を
織ったという事です。
この棚機の習慣が中国の七夕伝説と融合して
今日の七夕祭りになったそうです。
美山荘では、7月1日~15日の期間、
この七夕にちなんだお持て成しで皆様のお越しを
お待ちいたしております。
是非とも、皆様の願いを梶の葉に書きこみ花背の清流に流し
満点の星空の中“天の川”を見つけ自分だけの幸せの時間を
お過ごしいただければ幸いです。
きっと心通じ合う一時となるでしょう。
美山荘四代目