2008年 08月 16日
花背の松上げ
しばらく ブログをさぼっていたので本日はもう一つ書き込みます。
本日15日は、花背で松上げという火祭りがあった日でした。 これは若狭街道に沿った山間の村むらに伝承されてきた愛宕信仰による献火で、10メートルくらいの木の先に大きな籠を備え、その中に松明を投げ入れ轟々と最高潮に燃え上がった頃にその木を倒すという豪快なお祭りです。
美山荘では真っ暗な中 何本かの松明の並木道を造り、そこを通りながらお祭りのある場所まで行っていただきます。何とも幽玄な世界です。
何千本という松明が広場に立てられます。
松明が投げ入れられます。
10メートルの高さの籠が燃えています。
これくらいの高さです。 そして倒れます。川向こうなのに倒れる瞬間 熱風が強く感じられるほどの勢いです。
下の写真は美山荘のサービススタッフです。 みんながはいているのは太刀掛という花背に伝わるフォーマルな袴です。 山合いなので着流しだと裾が汚れるという事から考えられたものだそうです。。 理にかなったものですね! お客さまをお見送りした後で、、、ほっ一息。。