自然に囲まれた京奥のお宿

Rooms

ご挨拶

美山荘の母屋には摘草料理を召し上がって頂くカウンターのほか、 大広間があり、人数の多いお客様にもくつろいで頂ける空間がございます。 また別棟にはご宿泊頂けるお部屋が5つと浴室がございます。 お部屋からは花脊の自然を存分に堪能いただけます。

母屋

峰定寺の塔頭をもとに建てられた母屋は、平安の名残を残しつつ数寄屋造りの巨匠 中村外二の手によって改築された。
両側がガラス張りで、とても開放感があり花背の優しい自然を感じさせてくれる空間。
さらに、清水公照、徳力富吉郎らが訪れ描いた襖絵もあり、美山荘らしさを一層引き立てている。

名栗の間

母屋の廊下につづく名栗の間は、囲炉裏型のカウンター席。
床は栗の木の殴りだしたものを使用し、夕食・昼食時には季節の食材が目の前で料理される。
凜とした中にほっこりとした空気を感じさせてくれる斬新な空間である。

山椒

網代仕立ての天井、吉野窓から見える清流と木々という草庵風に仕立てた小間は、正座した時の景色が日本の自然美を感じさせてくれ、何ともいえない居心地を感じさせてくれる。

楓・岩つつじ

美山荘のお部屋の中で一番広々とした部屋とその存在を忘れさせる大きな窓、月見台が特徴。
座敷から眺めるゆったりとした景色は一日中飽く事がなく、
部屋にいながら自然の中にいるような感覚になる。
春には川向こうの山桜の大木が花を咲かせ、秋には紅葉に囲まれる。

すもも

一段高く設えた堀炬燵の縁は川に直面し、
月見台代わりに川を見下ろす。
網代の低い天井、更紗の襖や、
特別な照明器具の明かりが気持ちを落ち着かせる。

石楠花

離れの一番奥の部屋で、
桂離宮写しの下地窓、名栄の縁、
大きく開かれた一枚張りのガラス窓が
視界と心を外へ誘う。

花脊の自然

山深い花背の里にひっそりと立つ美山荘。
美山荘の周辺には、見る度に顔を変え、ゆっくりとした時間が流れる豊かな自然がある。

野草

美山荘は、京都の奥山、花背の里にあり、この山、この土地の趣をふんだんに取り入れた「摘草料理」を提供している。
店主自らが吟味し、摘み取った季節の草花や旬の野菜、山菜に魚を取り入れた料理は、多くの文化人に愛された。